極秘に選ばれた5人の学生により対D.D.O.特殊戦隊が結成され、現代に至るまで同志社や日本の平和を守り続けている。さらにヒーローとして半年務めると4単位支給され、履修中止の際は記憶を一部改ざんされると言われている。人々は彼らを、『同志社戦隊タナレンジャー』と呼ぶ。今、君のとなりで講義を受けているのが、タナレンジャーの一員なのかもしれない……
タナレッド
『刻み込め! 魂のビート、タナレッド!!』
同志社戦隊タナレンジャーのリーダー。
正体は同志社大学の今出川キャンパスに通っている青年。熱き思いと情熱を纏い、最高の戦闘力を誇る。その力でD.D.O.と戦うが、真っすぐが故に周りが見えなくなることも。
ブレイジング・ストライカー
『猛き激情烈火の如く! ブレイジング・ストライカー! タナレッド!』
正式名称『タナレッド ブレイジング・ストライカー』
型式番号は ADS05R+BSRF "Blazing Striker"
2016年クローバー祭にて登場したタナレッドの強化フォーム。タナレッド自身の熱い思いと、応援の力が合わさったことで生み出された。その後、D.D.サンタとの融合で自力での再変身が可能になる。
左手に装備するFユニットと愛刀を活かした近接戦闘が得意。
タナブルー
『好きな色は青! タナブルー!!』
双剣を振るいD.D.O.と戦うクールな大学生。
その性格ゆえ周りに冷たい性格と誤解されやすいが、実は心優しい青年なのだ。
そもそも自らの危険を顧みずD.D.O.と戦い続ける彼が、冷たいなどと誰に批判されようか。
タナイエロー
『雷の旋風! タナイエロー!!』
先代イエローが大学の実習中で戦えなかった時、ピンチヒッターとして参戦した女性戦士。
先代には欠けていた思慮深さや柔軟性に富んでいる点が特徴的。正式にイエローを受け継いでからは、いつか関西弁で話せるようにと陰で努力をしている。
タナイエロー(先代)
『キャンパスを駆ける黄色い閃光! タナイエロー!!』
タナレンジャーの筋肉担当。スポーツ推薦で入学したため、他のレンジャーに比べて血気が盛ん。
普段は心優しき慈愛の戦士であるが、怒ると関西弁で捲し立ててしまうので怖い人だと誤解されてしまうことも多い。
現在は前線を退いているが、イエロー不在の際は代役として度々出動する。
タナグリーン
『緑を愛する草食系! タナグリーン!!』
現役タナレンジャーの中では最年少でありながら最も射撃を得意とする戦士
最近、未来出身で弓が武器のシルバーが仲間に加わったことで、『後輩キャラと射撃という両方のアイデンティティーを奪われてしまうのでは無いか』と心配しているのはここだけの秘密。
タナピンク
『可憐に舞い降りし桜の使者! タナピンク!!』
魔法を使ったトリッキーな戦法で戦う女性戦士。足技を主体とした格闘戦も割と得意だ。
少々突っ走りがちの男性メンバーを陰で支えつつも、たまに毒舌発言でたしなめる。
タナシルバー
『白銀の貴公子! タナシルバー!!』
2045年の同志社大学からやってきた未来戦士。
現代のタナレンジャーを尊敬しており、『先輩』と呼んでいる。すぐ技に名前を付けたがるような目立ちたがり。
(未来の事は『言うと歴史が変わるから』と教えてくれない。)
イマブラック
『今出川の守護者! イマブラック!!』
今出川キャンパスを1人で守っている一匹狼。
その強さは、タナレンジャー5人と互角に渡り合えるほど。見た目や武器には独特のこだわりがあるらしく、登場する度に少しずつ変えているようだ。
白鶯号
『僕は白鶯号、騎士道を志す者だ』
2017年クローバー祭で登場した初代タナレンジャーの一人。同志社英学校に通う明治5年(1872年)生まれの15歳。自分のことを『僕』と呼ぶ強がりな性格の女の子。西洋の騎士道物語に憧れ、高潔な騎士となることが夢。特技は料理で趣味はティーカップ集め。
相棒の紫電号と共に同志社英学校を守った守護者だったが、D.D.グラディエーターとの戦いに身を投じ失踪。しかし、『襄先生と紫電号、同志社英学校を守りたい』という思いがトリガーとなり、グラディエーターがプレイヤーに付与した『強い思いにより時間を動かす能力』が発動してしまう。知らずのうちに、130年もの間彼女自身の時間が止まったままで戦い続けることとなったのだ。
バトルコロシアム空間で現代のタナレンジャー達と出会い、130年の間に起こった真実を知ってしまうが…
タナオリジン・リリーホワイト
『清く正しく潔く!純白の黎明!白鶯号こと、タナオリジン・リリーホワイト!』
D.D.グラディエーターにより倒された白鶯号が今は亡き襄先生と紫電号の思いに応えてパワーアップした姿。正式名称は『タナオリジン・リリーホワイト ヴァルキリー・モード -決闘者(duelliste)-』。剣は白鶯号のレイピアが変化したものであり、その名も『名刀・天羽々斬』。
元は襄先生の遺品庫に残された白鶯号用対D.D.O.強化装備。守り続けた英学校も無く大切な二人すらもういない今を彼らの意思を受け継ぎ生きるために得た力と誓いの結晶でもある。同じく会場のみんなの応援に応えたレッドと共にD.D.グラディエーターと戦い、バトルコロシアム空間から抜け出すことができた。
過去から今に思いを繋ぎ未来へと生きる騎士へと変化した彼女。現代で得た仲間と共に戦う先には、一体何が待っているのだろうか…
タナオリジン・ヴァイオレット
『高く鋭く果てしなく!紫電清霜!タナオリジン・ヴァイオレット!』
同志社英学校を護っていた戦士・紫電号と彼の鎧である人工知能・ジオが合体して生まれた最強のサイボーグ忍者戦士だ!
『粋で鯔背な快男児・紫電号とは拙者の事よ!それと好きな食べ物は鯖味噌だ、よろしく頼む!』
『応答 ― 自己紹介は苦手だ…我々の事を知りたいのであれば是非タナレンジャーショーを観に来ることを推奨する』